勝って兜を投げ捨てよ
- 2007.01.07.Sun
「勝って兜の緒を締めよ」という言葉があるが、どんな教訓にも二面性・功罪はある。”今回は成功したからって、次からもまた上手く行くと安易に思うな”と考えるのは気を引き締めるために大切だけど、ネガティブ・シンキングな傾向の性格の場合、人によって却って逆効果になるんじゃないか。
「次もまた成功すると安易に考えるな」は気持ちを萎縮させてしまい、成功体験が積み重なっていきにくい。「今回上手くいったから、次回はもっとよくなるよ」と調子づくことによって、正のスパイラル、勝ちの連鎖は生まれると思う。
「石橋を叩いて渡る」も、慎重のあまり「石橋は三度叩いてもまだ渡るな、四度目で壊れるかもしれないから」になってしまう。前の橋も渡れたんだから、今度の橋もきっと崩れないさ、とどんどん渡って行けばいい。橋の強度を確認すること自体が目的化しては本末転倒。渡っている最中に崩れ落ちるかもしれないけど、川に落ちて流されてどこかにたどり着くかもしれない。橋をずっと叩き続けてるよりはずっとましだ。
私のような、そういう性格の人は《勝って兜を投げ捨てよ》でいい。
最初は兜で重装備して慎重に、おっかなびっくりやってたけど、自信がついてきたなら、もう兜に頼る必要はない。そんなものはさっさと投げ捨ててしまおう。次は兜なしでやれるようになったなら、それは進歩・成長なんだから。《勝って兜を投げ捨てよ》とはそういうこと。
/ 勝って兜を投げ捨てよ (update:September 8, 2007) ▲
