だいじなことは、何度も言わない
- 2006.12.19.Tue
「ここのとこ1回しか言わないからな。耳の穴開いてよーく聞いとけよ、いいな」って、教員・教官が口にしそうなセリフがあります。
これとはまあ違うんですが、英文なんかは、同じ単語を単調に繰り返さないという慣習があったかと思います。たとえばブッシュ大統領について書かれた記事があるとすれば…
「ジョージ・ウォーカー・ブッシュは…」
「しかしこの時、アメリカ合衆国 第43代大統領は…」
「この超大国の最高政治指導者である彼にとって、この問題は…」
という感じの表現の言い換えは、英文を読んでいればたびたび目にします。つまり「ブッシュ大統領」がその article の主題であったとしても、再頻出の単語とは限らないはず。
ところが、検索エンジンやリスティング広告などのアルゴリズムでは「そのウェブページ内で繰り返される単語をキーワードと見なす」と一般的に言われているようです。たしかに頻出単語はその文章の主題である可能性は高いでしょう。しかし、この英語の文章慣習を考慮するとはたしてそうなんだろうか、と思うわけです。重要な主題となる単語であっても、繰り返されるとは限らない…。google はじめ、これらの企業はアメリカにあるわけですから、こんなことは当然のようにわかってるでしょうけど。
でも自分のブログのリファラを見る限り、検索で訪れる閲覧者は、たしかに記事内の頻出単語で拾って来ている感じです。
私も文章を書く際には、表現・単語の繰り返しは避けるようにしているので、主要なキーワードに限って本文中で2、3回しか使ってなかったりします。だから検索リファラを見ると、結構あさってな単語でピックアップされてて(笑)、どうしたものかと。
だいじなことだからこそ、一度きりしか言わないこともあるんです。
/ だいじなことは、何度も言わない (update:May 26, 2007) ▲
