デザインについてのメモ
- 2006.12.07.Thu
デザインとは何か、を考えるメモ。

こんな単純な四角い額縁のような枠をモデルに考えてみる。どうやって作るのがもっとも効率的だろうか。何通りの組み方が考えられるだろう。あるいはどんな目的かによって優先すべきことは違ってくる…
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[A]のように、継ぎ目なく成形あるいは型抜きするのがシンプルだが、多くの製品は通常、部材を組み合せ接合する。
継ぎ目があることがデザイン的、機能的に許されない場合であれば、[A]のモデルが採られるが、おそらく効率上の点から大概は構成パーツに分解される。(部材をばらして運搬できるとか、不良部があればそこだけ交換が可能)

[B]はシンメトリックで外観も美しく、斜めの接合部は構造的にも強度をえることができそうだ。だが接合部を斜めに加工する技術、接合する技術が難しいためコスト高であれば、[C]や[D]のような構造にしたほうがいくぶん単純である。それに伴い、ねじ・金具・接着剤などによる接合方法も変るが、必要な強度が得られるかが重要になる。
もうひとつは[B]は4つのパーツがすべて同サイズなので交換可能なのに対し、[C]ならパーツは2種類に増えてしまう。
[E]であれば、4つの部材は1種類で統一でき、また外観も[D]のような不規則な組み方に較べ美しい。だが[B]と較べると、側面からの力に弱そうな気もする。接合・補強の入れ方次第だが、平行四辺形に崩れやすいだろう。
[F]は外観としては際立って特徴的だが、パーツの形が複雑(直線ではなくL型)のためコストは上がるかもしれない。また接合・補強も困難だし、構造的には非常に弱いだろう。
以上の例では、「デザイン」によって決定される「要素」と考えられるのは3つある。
1:コスト(技術的・費用的・時間的)
2:必要な性能(この場合は強度。ものによっては軽さだったり、使い易さや安全性だったり)
3:外観(視覚)上の美しさ
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